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花魁道中の始まり
商工会より↓

おいらん道中は大正13年頃から花の時期に催されていた地元の有志による仮装行列が起源とされています。昭和9年には「分水路花の会」が発足、昭和11年からは花にちなんだ行事を考案し「おいらん道中」が計画されました。途中、戦争の影響による中断、大火・雨天による2回の中止の他は毎年行われ、平成18年には第65回を迎えました。
 満開の桜並木の下で、「信濃」・「桜」・「分水」の三太夫が絢爛豪華な衣裳に身を包み、高さ15cmの高下駄を履き、総勢70名にもおよぶ付き人を従え、独特の外八文字の歩き方を披露する様は「越後の夢道中」といわれます。
 また、平成17年からは観光客との記念撮影に応える「染井吉野太夫」が登場し、ますます華やかになりました。

 現在では「おいらん役」「付き人」とも一般公募となり、おいらん役にいたっては全国から100名を超える応募が集まるほど有名です。
 当日は「絢爛豪華な花絵巻」を一目見ようと大勢の観桜客でにぎわいます。